悪天候による腰痛
- hanabusapharmacy
- 6月25日
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腰痛の漢方薬の一つに「五積散(ごしゃくさん)」という処方があります。この処方の薬味は、十六種もの生薬から構成され、腰痛・神経痛のほかに感冒、胃腸病、婦人病、クーラー病などにも幅広く使用されます。
中心になる生薬は「蒼朮(そうじゅつ)」、「陳皮(ちんぴ)」、「厚朴(こうぼく)」、「甘草(かんぞう)」で、主な薬効は脾を健やかにして身体の表面を温め、体内の「湿(しつ)」を取り去ることです。
二十三歳男性は、一年前から首に寝違えの様な痛みと、左側腰部に重苦しさを伴う痛みを感じだし、痛みで脊椎が湾曲してしまいました。天気が悪い日や寒い日に悪化し、患部を冷やしたり揉んだりしてもあまり気持ち良いとはいえません。
痛みは朝から午前中まで続き、夕方になると再び痛くなります。電車で三十分くらい立っていると、腰から下腹部まで重苦しく、ひどいときには吐き気がしてきます。
風呂に入ると痛みは軽減します。両足は冷える方で、特に左足の冷えがきつく、外気温が低下してくると小便が近くなります。
「五積散(ごしゃくさん)」を服用後、ほぼ一か月で胃の気持ち悪さは消え、腰の痛みも半減したといいます。重苦しさと冷えが残ったので、さらに「苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)」を加えて一か月で完治しました。
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