元氣でご懐妊
10月1日
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三十一歳の女性は、ある年の十月に出産しましたが、子供は腎臓が出来ていないため、残念ながら何も付けられないまま息を引き取ったそうです。その子の一周忌に急に足の裏に汗をかき始め、同時に息苦しくなり、動悸と不安感が現れました。
夜も眠れなくなったため、病院に行くと「過呼吸症候群」と診断されました。安定剤を飲み始めて半年が経ちますが、薬を早くやめて、近い将来には子供を作りたいと相談に来ました。
病院の薬を直ちに中止してもらい。まず過呼吸の改善を考えました。この過呼吸は、最初の子供を失ったショックと、「子供ができても、また失うのではないか」という不安感が原因です。
脾を健やかにし、心を養い、精神の安定を図る「加味帰脾湯(かみきひとう)」を服用し、一か月もすると動悸がなくなり、よく眠れるようになったそうです。
三ヶ月後には、息苦しさもほとんど改善し、その三ヵ月後に妊娠しましたが、すぐ流産してしまいました。
しかし、今回は精神的ショックは無く、半年間の禁欲を指示しました。さらに脾を健やかにし、「氣」を補う「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」を加え。流産防止の身体づくりをすると、めでたく再び妊娠しました。妊娠七ヶ月になり、「当帰散(とうきさん)」を服用し、胎児は元気で腎臓もできています。
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