隠れストレス
1 日前
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以前、出産後にパニック障害を起こし、怖くて電車にも乗れなかったという五十代の女性。当薬局の漢方薬を服用し、動悸や胸の圧迫感は改善され、電車にも乗れるようになりました。
その後、胃腸の症状だけが残り、十七年が過ぎたといいます。
我慢していると症状は消失するので、そのまま過ごしていましたが、子育てに一息ついたので、再び相談に来ました。
症状は、いつとはなく胃から下腹部にかけて張って苦しくなり、チクチクと痛くなる。痛むところは一定せず、あちこちに飛ぶ。ガスが溜まりやすく、出すと楽になる。冷たいものをとると症状が出てくるなどです。その他に子宮筋腫があり、よく下痢をする。冷え性で貧血、めまいもよく起こす。
本人にストレスの有無を聞くと、特に無いといいます。話していても、ゆったりとした感じです。この春、子犬を飼い、なぜか緊張しているといいます。
そこで胃の冷えを考えて「安中散(あんちゅうさん)」を服用してもらいましたが、症状は軽くなるものの、消えませんでした。ストレスが原因ですが、表面的にイライラした様子は認められません。「隠れストレス」を想定し、肝の「氣」の停滞を改善し、「血」を補う「加味逍遥散(かみしょうようさん)」を服用してもらいました。すると、症状が消え、身体が快調だと報告を受けました。
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