暑気あたり(熱中症)
- hanabusapharmacy
- 8月6日
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更新日:8月7日

六十二歳の女性は、暑い日に庭仕事をしたところ、汗をびっしょりかき、そのうち汗が出なくなり、頭が朦朧としてきたといいます。軽い吐き気を感じたため家に入り、身体が熱かったので冷たい水をガブ飲みし、食事もしないで身体を冷やしました。4時間ぐらいで楽になりましたが、次の日から食欲がわきません。
熱中症は炎天下を長く歩いたり、高温の室内で過重な仕事をした後などに起こります。はじめは大量の汗をかき、やがて汗が出なくなります。行動が不確実になり、夢うつつの状態が続き、それが極端になると倒れてしまいます。
この女性は、熱中症の一歩手前で作業をやめたのでこれで済みましたが、続けていたら生命の危険が及んだかもしれません。熱中症で亡くなる人は年間約二百人に達し、寸前の人は数え切れないでしょう。
この女性はまだ微熱があり、手足が重だるく、疲れやすいといいます。そこで熱を冷まし、脾の運化を健やかにする「清暑益気湯(せいしょえっきとう)」を処方しました。
もしこれが急性期なら、清熱剤「六一散(ろくいちさん)」などを多用し、全身に霧吹き状に水をかけ、うちわで扇ぎます。また首やワキの下、鼠径部(太ももの付け根)を氷で冷やします。予防には、のどが渇く前にスイカを食べたりしてこまめに水分補給を行うことも大切です。
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